県内の宿泊客等動向９月の速報値

　大分県はこのほど、令和２年９月の宿泊客等の動向調査速報値を発表した。
　宿泊客数は２２万９３６人で、６月から徐々に増加しているが、前年同期と比べると３５・５％減となる見込み。外国人宿泊客数は、いまだに観光における来日の制限があるため、２９２人で前年同期比９９・２％減と大幅に落ち込んだままになっている。一方で、日本人宿泊客は回復傾向で、２２万６４４人（全同期比２８・４％減）。県外からの来県者はまだ減少している中で、県内からの宿泊客だけが０・４％増と増加となっている。
　有料観光施設（２８施設）の入場者数（※）は３１万４２３５人で、前年同期比で３５・５％減だが、増加傾向。種類別では、屋内施設は５１・１％減、屋外施設は２１・４％減と屋外施設の方が減少幅が少ない。
　※対前年比は、休廃業・未提出施設を除いて算出しているため、公表している令和元年度速報値及び令和２年度速報値と一致しない場合がある。