陸自41普連と県警が共同訓練

自衛官と警察官による共同訓練の開始式
パトカーなどが先導して自衛隊車両とともに移動訓練

 陸上自衛隊第41普通科連隊と大分県警察本部は10日午後1時、「治安出動」を想定した共同訓練を別府駐屯地で実施した。約80人が参加した。
 テロ事件などの治安出動事案が発生した場合、互いに密接な連携が必要になるため、日頃から訓練をして具体化を図り、お互いの能力や役割の理解、対処等における練度の向上を図ることで態勢の構築を行う。
 訓練の統制官は、県警は亀岡和茂警備運用課長、自衛隊は第3科長の新納敏矢3佐。
 初めに訓練開始式が行われ、警察、自衛隊の実働部隊が整列して、訓練の開始を報告した。その後、緊急部隊移動訓練があり、警察車両を先頭に、自衛隊の車が一緒に緊急出動する様子が公開された。
 また、共同検問訓練と共同調整所構成訓練も行われたが、非公開で実施した。