今春、修了する大分県立竹工芸訓練センター「竹工芸科」10人は「修了作品展」を7日まで、別府市竹細工伝統産業会館で開催している。入館料(常設展示見学含む)は、高校生以上390円、小・中学生130円。
2年目の訓練生が1年かけて作った八つ目編みを使った作品、昔の秀作から学んだオリジナル作品、決められた期間中に同じものを複数個作るなど自分の将来のために行った60種類が展示されている。
作品を展示している山家久佳さん(42)は「ふちを作るのが難しかった。これから修正していきたい。編んでいるときに、上手くいかなかったり、本当に出来上がるのかと思うが、出来上がったら達成感がある。出来なかったことが出来るようになると楽しい」と話していた。