明治安田生命がコロナ対策で寄付

「コロナ対策に使って」と目録が贈呈された

 明治安田生命保険相互会社(根岸秋男代表執行役社長)は2日午前10時30分、別府市役所で新型コロナウイルス感染症対策へ15万円を寄付した。
 明治安田生命は、新型コロナの拡大が地域社会全体に大きな影響を及ぼす中で「相互会社」としての役割を発揮するべく、上半期に営業所がある自治体に寄付を行った。しかし、その後も影響が続いており、さらに全国748自治体へ総額約2億円を寄付することにした。拠点のある自治体や連携協定を結んでいるなどする自治体に行う。大分県内では、12の自治体に約245万円を寄付することにしている。
 松本定重大分支社長、藤見俊也市場統括部長、若松透別府営業所長、河合みはる別府営業所支部マネジャーが出席。松本支社長が長野恭紘別府市長に目録を手渡して「この寄付は使途を指定ていないので、地域社会が一日も早く元気を取り戻せるように活用してください」とあいさつをした。
 長野市長は「前回も沢山の寄付をいただき、心から感謝します。新型コロナも1年が経ち、観光産業は大きな影響を受けています。大事なのは、今、どうやって元気を取り戻していけるか。皆さんから元気をいただき、うれしく思います。これからも、様々な分野で協力していただければと思います」とお礼を述べた。