第93回選抜高校野球大会7日目第3試合に登場した大分県代表の明豊は26日、和歌山県代表の市立和歌山と対戦し2―1で競り勝ち、8強入りをした。
明豊は4回表、3番の米田友選手が2ボール2ストライクから右中間に先制本塁打を放ち、先制した。
市立和歌山は6回裏、1死1塁の場面で2番の西岡亮汰選手が打った球が明豊の太田虎次朗投手のグラブを弾く進塁打となり、2死2塁の好機を迎えた。3番の松川虎生選手が中前適時打を放ち、同点に追いつく。
明豊は7回表、プロのスカウトからナンバーワンの注目度を誇る市立和歌山のエース小園健太投手から2死3塁と勝ち越しの好機に、川崎絢平監督は代打の竹下聖人選手を起用した。竹下選手はその起用に答えて、1ボール2ストライクから左前適時打を放ち、勝ち越す。その後、明豊は市立和歌山打線を抑えて8強の切符を手にした。
明豊の次の試合は、大会9日目となる28日午後1時50分から、智弁学園(奈良県代表)と広島新庄(広島県代表)の勝者と対戦する。