大分みらい信用金庫の顧客でつくる「みらいしんきん同友会」の亀川支部(高橋護常任幹事、54人)は27日午後4時過ぎ、市立亀川小学校に図書33冊を寄贈した。今年で5回目。
例年は、2月に行うチャリティーバザーとお餅の販売会の益金で本を購入して寄贈していたが、新型コロナウイルスの感染予防対策として中止した。しかし、「子どもたちのために続けたい」ということで、同友会の会費の中から書籍を購入した。
高橋常任幹事や菅田仁士大分みらい信用金庫亀川支店長らが出席。高橋常任幹事から山本きらら・亀小児童会長(11)に目録が手渡された。山本児童会長は「私たちは、コロナ前まではいつも図書館に行って本を読んでいたぐらい、本が好き。新しい本が仲間入りすることは、とてもうれしいです。何十年後も読めるように、大切に読んでいきます」とお礼を述べた。
志賀貴代美校長も「亀小では、夢を持ち自ら学び続ける子どもの育成に努めています。夢の実現や目標達成のために使わせていただきます」と述べた。
高橋常任幹事は「チャリティーバザーの収益を地元の子どもたちのために使おうと始めましたが、今年はコロナ禍で活動が出来なかった。それでも、亀川小学校の子どもたちの頑張りに役立ててもらいたい、育んでいきたいという思いから、みんなで会費の中から本を購入して贈ろうということになった。役立ててほしい」と話した。