東京2020オリンピックのフェンシング女子日本代表として、フルーレ個人及び団体で6位入賞を果たした上野優佳選手(19)が20日午後4時、長野恭紘別府市長を訪れて大会報告を行った。
両親、兄もフェンシングをするフェンシング一家の中に育ち、小学1年の頃からフェンシングを始めた。ジュニア時代から、国際大会で優勝するなど、活躍をしていた。
上野選手は「初めての五輪で自国開催で個人、団体でメダルを取りたいという思いが強かったのですが、一歩手前で負けてしまい、悔しい思いをしました。多くの人からメッセージをいただき、こんなに応援をしてくれている人がいるとうれしく思いました。別府は生まれ育って、沢山練習をしてきた思い出の地。五輪出場の報告が出来たことをうれしく思っています。パリまであと3年しかない。充実した練習を重ねることで、メダルに大きく近づくと思います。しっかりと練習を頑張って、個人としてもチームとしても女子初の金メダルを目指したい」と話した。
長野市長は「素晴らしい成績だったと思います。3年間はあっという間だと思います。コロナ禍で、多くの人に勇気と元気と希望を与えてくれたと思います。次はパリ五輪でメダルをとってほしい」と労った。