別府市内の公立小・中学校で1日、2学期の始業式が行われた。昨年の夏休みは新型コロナウイルスの影響で10日間だったが、今年は8月31日までのこれまで通りの長期休みだった。
市立南立石小学校(安部恵校長、317人)では、新型コロナウイルス感染予防のため、各学年の児童がクラスごとに分かれて、マスクを着用して待機した。
午前8時45分、校長室からのZoomで安部校長が「今年の夏休みは、新型コロナウイルス感染症や雨が長く続いて、外で遊ぶ、友だちと遊ぶことが出来なかったと思います。2学期は、運動会や遠足など大きな行事がたくさんありますので、心も体も大きく成長させてほしいと思います。2学期が始まりますが、新型コロナウイルスが感染拡大をしており別府市でも増えているような気がします。家で熱を測って健康観察カードに記入して下さい。自分の体調の変化に気づくこと、体調変化があれば休むことを守って下さい。必ず自宅で熱を測って、学校に来て下さい。これからも学校ではマスクを着用し、手洗いをして、新型コロナウイルスに感染拡大しないように気をつけましょう」と話した。
夏休みの思い出と2学期の目標を川崎朱里さん(7)=2年=が「夏休みに頑張ったことは、おうちのお手伝いで、特にお風呂掃除を頑張りました。最初は分からなかったけど、お兄ちゃんに教えてもらいながらしました。お母さんに『ありがとう』と言われて嬉しかったです。二学期は苦手な算数を頑張ります。運動会ではリレーの選手になって、勝てるように頑張ります」
工藤真那珠さん(10)=4年=は「夏休みの思い出は、野球で全国大会に出場したことです。二回戦で負けて優勝は出来なかったけど、いい試合だったのでとても満足でした。二学期に頑張ることは2つあり、1つ目は宿題を早く終わらせることです。ゆっくりして、友だちとあまり遊べなかったりしました。2つ目は、漢字の練習です。漢字が苦手でテストで100点を取れなかったことが多いので、漢字をたくさん覚えて、二学期は100点を取りたいです」とそれぞれ述べた。
校歌を1番のみ静聴し、始業式は終了した。