別府・速杵地区吹奏楽連盟（山本泰久会長）主催の「第２３回吹奏楽フェスティバルｉｎ別府」が３日午後１時半、ビーコンプラザで開催された。今日新聞社など後援。
別杵速見地区の吹奏楽の演奏技術の向上と各団体間の親睦を深めて、日頃の練習の例かを発表する場。別府市立の朝日中学校、鶴見台中学校、日出町立日出中学校、杵築市立杵築中学校、同宗近中学校、同山香中学校、国東市立安岐中学校、県立別府鶴見丘高校、同別府翔青高校、同杵築高校、別府大学吹奏楽団、響ウインドアンサンブル、ヤンモサウンズ・イン・ブラスが出演して華やかに行われた。
山本会長が「沢山の人に来ていただき、とても喜んでいます。まだ気持ちを緩めてはいけませんが、コロナ感染者が減少し、部活動もしやすかったり、こうして皆さんに演奏を聴きにきてもらえたりできるようになって、ホッとしています。楽しんでいってください」とあいさつ。
朝日中学校の「シュガーソングとビターステップ」で幕を上げ、伝統の「テキーラ」で盛り上げた。鶴見台中学校は、「香水」や「オフィシャル髭男ディズム」のメドレーなど馴染みのある曲を披露。
出場した学校によっては、すでに３年生が引退して１、２年生の新体制だったり、３年生がこれが最後のステージになるなど、思いはそれぞれ。演奏が出来る喜びを胸に、日頃の練習の成果を発揮して、時に激しく、時にしっとりとした演奏で、会場を魅了した。