明石文昭堂と別大がコラボ

(左から)明石佳子・明石文昭堂店長、
最優秀作品に選ばれた朝見愛梨さん、
優秀作品に選ばれた大野神奈さん、田中夢乃さん
商品化されたボールペンとマスキングテープ2個

 (有)明石文昭堂と別府大学の学生がコラボした別府の魅力を伝えるオリジナルデザインのボールペン開発「べっぷオリジナルボールペンプロジェクト」を行っており、採用デザインが決定して賞品が完成したとしてお披露目会を27日午後1時、別府大学1号館3階32教室で行った。
 プロジェクトは、(有)明石文昭堂の95周年に向けた新商品「湯けむり文具函」の中に入る賞品の1つとして「紡ぎ・繋ぎ・残す」をテーマに、別府の魅力を伝えるオリジナルボールペンのデザインを考案する取り組み。最優秀作品1点、優秀作品2点を選び、最優秀作品をボールペン、優秀作品をマスキングテープにした。
 お披露目会では、明石店長から最優秀作品に選ばれた朝見愛梨さん(20)=人間関係学科2年=、優秀作品に選ばれた大野神奈さん(20)=国際経営学科2年=、田中夢乃さん(22)=国際言語文化学科4年=に表彰状が贈られた。また3人のほか今回のプロジェクトに参加した学生も出席しており、明石店長が一人ひとりに記念品など一式にして手渡した。その後、座談会が行われた。
 最優秀作品に選ばれた朝見さんは「とても嬉しい。別府市内を歩いてみて、温かさを感じたのでこれから手に取っていただいた人にも同じ温かさを共有してほしい。デザインは、市民の温かさと別府温泉の温かさを表現しました」と述べた。