オーストラリア対ウルグアイ戦

会見できょうの試合で着るユニフォームを披露するビール選手(左)とフーパー選手
パス回しなどの練習をするウルグアイの選手たち

 昭和電工ドーム大分できょう午後2時15分にキックオフを迎えるラグビーワールドカップ2019日本大会の大分大会第2試合を前に4日、オーストラリア代表とウルグアイ代表がそれぞれドームで事前練習キャプテンズランを行い、練習風景を公開した。
 オーストラリア代表は通称「ワラビーズ」で、1991年と1999年で優勝を飾った強豪チーム。前回大会でも決勝戦でニュージーランド代表のオールブラックスと対決した。ボールをよく動かす、機動力のあるラグビーが魅力のチーム。別府市を公認チームキャンプ地としている。
 午後1時45分過ぎに練習を公開。選手たちはフィールドのいたるところで円陣を組み、試合のイメージを膨らませながら誰がどんなプレーをどこでするかなどについて話し合っていた。また、スクラムやキック、タックルの練習も熱心に行った。練習後の会見で当日のユニフォームがお披露目された。
 一方のウルグアイ代表の愛称は「ロス・テロス」。前回大会では予選で敗退したが、今大会では、フィジー代表を倒すなど、番狂わせを演じている。恵まれない競技環境の中でも、諦めずタックルして果敢に攻める姿が評価されているチーム。
 午後3時半に練習を公開した。ゴムチューブを使ったストレッチや高速でパスを回したり、2つのボールを使ってそれぞれ左右別回りでパスをするなど、終始リラックスしたようすだった。
 実績では、オーストラリア代表の方が格上だが、フィジーを倒したウルグアイ代表の力はあなどれない。

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