別府での歓迎「うれしい」

 試合終了後、ウェールズとフィジーの関係者がそれぞれ、記者会見を行った。
 勝ったウェールズのウォーレン・ガットランドHC(ヘッドコーチ)とキャプテンのアルンウィン・ジョーンズ選手が会見に登場。予選プールを制して、準々決勝で再び大分に戻ってくることや公認チームキャンプ地である別府市に対して、ガットランドHCは「別府には、温かく迎えてもらって、とてもうれしい。大分に戻って来ることが出来れば、非常にうれしくて、楽しみ。会場での試合も経験済みなので、有利になると思う」と話した。
 また、試合を振り返ってジョーンズ選手は「結果は喜んでいる。フィジーは危険なチームだと分かっていたし、完璧なものはないので、これからも努力をしていかなければいけない」。ガットランドHCも「厳しい戦いになることは分かっていた。これまで、どれだけフィジカルでハードな試合をこなしてきたか、この試合で分かると思う」とした。
 フィジーは、ジョン・マッキーHCとキャプテンのドミニコ・ワンガニンブロトゥ選手が出席。マッキーHCは「高い向上心を持ってやってきて、プレイオフに出たいと思っていたが、W杯は競争が厳しい。顔を上げて、誇りを持って帰りたい」。ワンガニンブロトゥ選手は「今日、私たちはチームにどれほどの能力があるかをようやく示せたと思う。もっともっと強くなりたい」と悔しさをにじませた。

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