別府重度障害者センターで文化祭

車いすでのスポーツ体験をする高校生

 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局別府重度障害者センター(工藤裕司所長)は、第28回文化祭を5日午前10時から行った。
 入所者が普段行っているリハビリテーションを紹介するコーナーでは、理学療法訓練や体験、作業療法、スポーツ訓練の様子を紹介したパネルを展示。玄関前には、福祉車両も並び、車いす利用者が体験する姿も見られた。
 他にも、リハビリで行っているトールペイントの体験や手織り体験、IT機器やソフトのデモストレーションも。
 体育館では、スポーツ体験で、高校生が車いすに乗って、ポールの間を前後になりながらどれくらいの速さで抜けられるかを体験。20~30秒ほどかけて通っていたが、職員が13秒ほどで抜けると「すごい」と驚いた様子だった。
 古戦場太鼓、別府翔青高校書道部も登場し、パフォーマンスを披露した。また、模擬店も並び、大勢の人で賑わった。

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