対象外の住民に誤送付

 日出町は18日、日本年金機構(東京)の低年金者向けの「年金生活者支援給付金」の受給に必要な案内通知を対象外の町民に間違えて送付していたと発表した。
 日出町によると、システム上の不具合で日本年金機構に提供した所得、世帯情報の一部に誤りがあり、給付金対象者ではない人に通知が送られていたもの。対象は1200件で、新たに対象となるケースが1件あることも判明したという。9月中旬に判明し、詳しい調査をしていた。
 給付金は、10月の消費税率の引き上げに合わせて国が導入したもので、年金を含めても収入が一定額以下の高齢者らを対象としている。公的年金に月5千円程度を上乗せする。受け取るには、申請が必要となっている。
 対象者には18日付でお詫びの文章を発送するとともに、新たに対象となることが判明した人には、12月中旬の支給に間に合うように手続きを進めたいとしている。

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