三洋産業が夢珈を開く

アンティーク調の夢珈店内と中塚茂次社長

 自家焙煎珈琲・スペシャルティコーヒー豆専門店の珈琲豆処「夢珈」(ゆめか)が29日、富士見町6番30号にオープンした。経営は三洋産業(中塚茂次社長)。
 スペシャルティーコーヒーは通常のホテルが使う豆より3ランク格上の品質。栽培、精製方法の管理が徹底されている。ブルーマウンテン、モカなど世界各国24種類の珈琲豆を三洋産業で焙煎して販売している。
 中塚社長は「コーヒーは焙煎してからの鮮度が重要。焼いてから約2週間以内の豆が美味しい。生鮮食品と同じです。入れ方は手でお湯を注ぐハンドドリップ方法が味を引き立たせます。実は家庭で作るコーヒーが1番美味しいことを多くの人に伝えたい。お気軽に」と語る。
 アンティーク調の広い店内は32座席あり、ハンドドリップ方式で淹れたコーヒー夢珈ハウスブレンド(430円)や世界各国のストレート、ブレンドティーが24種あり、おかわり一杯半額。モーニング(650円~)、ピザ、パスタ、スウィーツなどランチ(730円~)も充実。
 三洋産業は50年ほど前にコーヒーを淹れる円錐形のドリッパーと専用ペーパーを開発し、現在世界中に広まっている。今年開催されたコーヒーを淹れる大会、「ジャパンブリュワーズカップ」のハンドドリップチャンピオンシップで畠山大輝氏が同社の製品を使用して2冠を達成した。
 「夢珈」オープン記念セールとして焼きたてコーヒー豆が半額、11月4日まで。営業時間は午前8時から午後4時30分まで。定休日火曜。問い合わせは75-9188

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