浅原健三郎記念賞の囲碁大会

静かな中にも熱い戦いが繰り広げられた

 第3回浅原健三郎記念賞・別府市長賞争奪囲碁大会がこのほど、市社会福祉会館で開催した。57人が参加した。
 大会の冠にもなっている浅原健三郎(1897~1967)は、福岡生まれで、戦後の別府の囲碁文化の発展に貢献した人物。若くして社会運動に身を投じて、「溶鉱炉の火は消えたり」で有名な八幡製鉄所労働争議を指導したことで一躍有名になった。浅原邸(現在のホテル花べっぷ)には多くの棋士が訪れて、碁会が盛んに開かれていた。海門寺公園にあった日本棋院別府支部を九州本部に格上げすることにも尽力した。
 大会は子どもからお年寄りまで参加して、名人戦、有段者A、Bの3つのクラスに分かれて行われた。参加者は真剣な表情で碁盤を見つめながら、相手の手を想像しながら次の一手を考えるなど、集中していた。各クラスの受賞者は次のとおり(敬称略)。
 ▽名人戦クラス①大木久(中津)②小島十二(大分)③宮本享(国東)④山中彦之(豊後高田)⑤姫野浩之(大分)▽有段者Aクラス①福本龍生(日出)②木藤一弘(大分)③猪原和博(別府)④阿南静生(大分)⑤志賀國孝(別府)▽有段者Bクラス①酒井茂(大分)②松尾哲明(別府)③生野常善(同)④吉武忠幸(国東)⑤関秀男(大分)。

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