別府市教育祭の音楽会開催

日頃の練習の成果を披露。写真は、境川小学校6年生の鼓笛演奏

 別府市教育委員会は、第67回別府市教育祭の音楽会を5日午後0時45分、ビーコンプラザで開催した。
 市内の幼稚園、小学校、中学校、高校の園児・児童・生徒が、日頃の音楽教育の成果を発表して、美しい音楽に耳を傾けながら、国際観光温泉文化都市にふさわしい文化の素地を作るのが目的。約710人が出演した。
 開会式で、寺岡悌二教育長が「日頃の練習の成果を発表する場です。未来の別府を担う子どもたちが、社会に役立つ人となり、文化を敬愛して心豊かな人になることを願っています」とあいさつ。来賓の大塚俊夫別府市PTA連合会長は「みんなの心を1つに合わせた素晴らしい発表が毎年行われています。素晴らしい演奏、合唱になるように練習をしてきたと思います。大きなステージでの発表で緊張すると思いますが、自信を持って臨んでもらいたい」と述べた。
 第1部のトップバッターは、鶴見幼稚園で、ラグビー日本代表のユニフォームを思わせるデザインの衣装を着て、手作りの楽器を手に元気よく「プリプリサンバ」と「世界中の子どもたちが」を披露。上人幼稚園は、手話を交えながら「まっかなあき」を歌った。境川小学校の6年生は鼓笛演奏を披露。「ドラゴンクエスト序曲」と校歌を演奏し、息の合った演奏で楽しませた。鶴見小学校4年生の合唱「七つの子」や山の手中学校1年の合唱「愛をあげよう」も行われた。
 第2部は、春木川小学校4・5年生の合唱と合奏、亀川小学校5・6年生の音楽劇「滝廉太郎物語」、鶴見台中学校の合唱、別府翔青高校吹奏楽部が「ハイ・スクール・マーチ」や「テキーラ」で盛り上げた。最後は、全員で「ふるさと」を合唱して締めくくった。
 教育祭は、絵画や書写、読書感想画、科学作品、別府学に関する作品などを展示する「展覧会」が8日から12日(11日は休館日)の午前10時から午5後5時まで(最終日は午後3時半)、別府市美術館で開催される。

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