扇山自主防災訓練に100人参加

子どももAEDの使い方を学んだ

 扇山自治会(浜本恒夫自治会長)と同防災士会(山西敏晴会長)は「自主防災訓練」を11月30日午前10時、市立鶴見小学校体育館などで行われ、約100人が参加した。
 浜本自治会長が「人は3日で飽きます。3カ月で冷めます。3年で忘れます。そして人は、自然には勝てません。自分を助け、みんなを助けて下さい。しっかり勉強して覚えて下さい」。
 山西会長は「今回は、避難経路を確認して、その避難経路に基づいて訓練をしました。また地震体験、消火器訓練などをしてもらいます」とあいさつした。
 参加者は、体育館内で▽1978年宮城県沖地震の教訓から「新耐震基準法」が昭和〇年に施行された▽防災士制度が生まれたのは1995年の○○大震災。この制度が一気に広まったのは2011年の○○大震災―などの防災クイズや、市消防署救急隊員によるAEDを使った心肺蘇生法が行われた。また、体育館の外では、赤十字婦人奉仕団と扇山婦人部による非常炊き出し訓練、市消防署員による水消火器を使った消火体験、最大震度7が体験できる地震体験車、別府市水道局による鶴見小学校グラウンド地下にある貯水タンクの説明などがあった。地震体験車は、1回に最大4人が震度6強を体験し「立てなかった。家にいるときに地震が起きたら、物が落ちてくる危険がある。対策を考えないと」と話した。
 日本赤十字社、別府市防災危機管理課による防災講話を午前11時半、同小体育館で行った。

コメントを残す