第3回ふるさとコンサートin東山(自治会など主催)が6日午前9時半から、別府市立東山幼小中学校で開催された。
協働のまちづくりの一環として、青山・東山ひとまもり・まちまもり自治区の事業として、東山太鼓の継承を行っており、その発表の場や地区住民同士のつながりを強くするために開催されている。
自治区の東山代表の矢野栄一郎山の口自治会長が「子どもたちに伝統を大事に伝えていきたい」とあいさつ。
東山太鼓は、38年間途絶えていた御岳権現火男火女神社の祭り囃子を、平成12年に地域おこしとして復活したもの。現在は東山幼小中学校の園児、児童、生徒が引き継いでいる。子どもたちは息の合った演奏を披露した。
他にも、数年前に東山PTAで結成したTonmasに教職員なども加わり、新たなバンドとなり、歌や演奏で盛り上げた。子どもたちに太鼓指導をしている豊後くれない太鼓による勇壮な演奏、本條秀精会が民謡を歌った。
また、会場では、東山地区の農産品評会もあり、東山地区でとれた大根、白菜、カブなどの野菜や梅干し、ジャム、漬物といった加工品合わせて約150点が並び、できを競った。