総合計画・総合戦略の市民拡大版

ワークショップ形式で意見交換会を行った

 別府市は総合計画・総合戦略審議会の市民拡大版を8日午後2時、市役所で開催した。
 長野恭紘別府市長が「計画は長いスパンで将来について考えるもので、戦略は地方創生で国の方向性にも合わせて様々な対策を行うもの。時代の流れが早いので、別々のものにならないように市民の皆さんにも考えてもらいたいと市民拡大版を開催しています。具体的な提案をいただきたい」とあいさつ。
 はじめに、タニタヘルスリンクの土志田敬祐取締役マーケティング担当が「タニタヘルスリンクの健康づくりと地方創生の取り組み~はかる・わかる・きづく・かわる~」と題して講演した。タニタヘルスリンクは、先日、別府市と市民の健康に関する協定を結んだばかり。土志田氏は「当社と連携することで、健康になったなと実感したり、健康寿命が伸びた、長く元気で働けるようになったなどの成果がないといけないと思う。成果の出ない連携事業にお金を払うのはどうかと思う」として、他自治体との連携での取り組みとその成果などについても話をした。
 引き続き、ワークショップ形式で意見交換会があり、健康・福祉、産業・観光、教育・子育て、環境・くらし・安全安心、協働・コミュニティ・人権、都市基盤・公共交通の6つのテーマに分かれて、話し合った。「(温泉入浴について)まずは自分たちがマナーを守って、おもてなしの仕方を考える必要があるのでは」「クルーズ船は滞在時間が短く、別府の魅力を伝えきれていないのでは。もっと滞在時間を長くする工夫は必要では」などの意見が出た。

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