架空請求詐欺で350万円被害

 別府警察署は23日午後6時45分、特殊詐欺(架空請求詐欺)被害を発表した。
 同署によると、市内在住の男性会社員(50歳代)の携帯電話に令和元年12月下旬ごろ、「当選金9980万円を手にすることができる」などと記載されたショートメッセージが届いた。犯人とショートメッセージでやりとりをする内に「ドルを円に換える手数料が必要」「受け取りに手数料、保証料が必要」などと言われた。その後、令和元年12月下旬ごろから2年1月23日までの間、犯人に指示されるまま、1回5千円から5万円を数十回にわたってコンビニのマルチメディア端末を操作し、電子マネーを購入。それを利用するのに必要なID番号を犯人に教えていた。総額350万円の被害に遭った。
 相談を受けた家族が詐欺を疑ったため、男性は23日、別府署を訪れて被害を届けた。
 同署は「電話やメールなどで、お金や電子マネーの購入を要求されたら、それは詐欺です。お金を要求されたら、一人で悩まずに、できる限り早く、家族や警察に相談して下さい」とコメントしている。

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