別府ロープウェイ株式会社（榎本方士社長）は第２６回べっぷ鶴見岳大寒がまん大会を２６日午前１０時半、鶴見岳山上広場特設会場で開催し、５４人が出場した。
午前８時の時点で、曇りで１度、北の風で３㍍吹いていた。
競技は「かき氷早喰い競争～寒さダイレクト～」「焼酎利き酒コンテスト～“オン・ザ・ロック”ならぬ“イン・ザ・ロック”～」「そーめん早喰い競争～すするのは麺か涙か鼻水か～」「地獄の針仕事～ブレない職人技～」「氷柱しがみつき競争～アイ・ラブ・氷～」の５種目。
地獄の針仕事は、氷水を入れたバケツに１分間手をつけた後、３本の針に糸を通すタイムの速さを競った。出場者は、震える手で苦労しながら１本ずつ丁寧に糸を通過させた。氷水につけているのを見た来場者は「冷たそー」の声があり、出場者も「冷たーい」「痛い」と声を上げた。
氷柱しがみつき競争は、２㍍の氷の柱に素手・素足でしがみ付き、地面に滑り落ちるまでのタイムの長さを競った。
中には、上半身はだかで氷柱に抱きつく人もおり、観客からは「寒そう」「頑張れ」などの声が上がった。
また会場には、かき氷早喰い＆氷のイスを無料で体験できるコーナーがあり、多くの人がチャレンジしていた。
成績は、次のとおり。（敬称略）
【かき氷早喰い競争】①中島保１分１７秒１２（４５、別府市）②兎田鉄平１分１７秒９９（２５、別府市）③田中道也１分２７秒０１（５８、福岡県春日市）▽パフォーマンス賞＝野入伸治（２４、兵庫県川西市）
【焼酎利き酒コンテスト】①小泉敦５点、５９秒４８（４１、福岡県福岡市）②伊規須孝一５点、１分４０秒８５（２６、大分市）③小林圭５点、２分０５秒４２（２７、大分市）▽パフォーマンス賞＝姫野淳一（２９、大分市）
【そーめん早喰い競争】①江本要１分２９秒０（５６、山口県宇部市）②姫野双幸１分３７秒９８（１４、大分市）③園田公敏１分４９秒６７（５４、大分市）▽パフォーマンス賞＝藤野直紀（２３、福岡県福岡市）
【地獄の針仕事】①奥村優子２３秒４５（４７、大分市）②川浪結２３秒９５（３６、杵築市）③中村亮介２６秒２８（４９、福岡県大野城市）▽パフォーマンス賞＝デズ・アロヨ（３３、大分市）
【氷柱しがみつき競争】①鎌田伸一１分９分５５（５７、別府市）②菅野晴夫５４秒０（６３、臼杵市）③荒金竜作５２秒３（５０、別府市）▽パフォーマンス賞＝田中杜旺（２８、熊本市）