日航関連企業と提携

サラバイオ濱田茂会長
健康塩「山参塩」

 大字鶴見のサラバイオ温泉微生物研究所(旧称=サラヴィオ化粧品=濱田茂代表取締会長)は4月1日の社名変更と同時に、健康塩「山参塩」を発売。「サラバイオ―」は子会社として「森藩別邸」を立ち上げ、豊後国森藩主、久留島家が愛用した秘湯をイメージして、商品開発を加走させている。
 このほど日本航空グループの「JDX」と業務提供して富裕層に向けた販売展開をスタートする。
 同社の「山参塩」は、自社栽培で収穫する「日本山人参」と、沖縄県久米島沖の海底(水深612㍍)から汲み上げた海洋深層水から精成した「天然塩」で、伊勢神宮奉納の栄に浴した。双方を組み合わせた。人体に必要とされる塩分、そのほとんどは化学化合物の塩化ナトリウムが主体。過剰摂取は高血圧症の原因とされる。
 久米島沖の天然塩は、日本山人参内包のカリウムとの相乗効果で、人体に優しい塩が摂取できる。また山人参の効能は漢方や、自然医薬品としての分野でも広く認知されているところ。安心安全な塩分と豊富なミネラルで健康機能の回復向上をめざした。また温泉微生物は栽培用の土に散布して、収穫効率をあげている。
 今回「山参塩」を取り扱うJDX(JAL・デジタル・エクスペリエンス)は、日本航空と野村総研の共同出資会社。JALに登録している特別会員を対象に販路を広げる。価格は25㌘入りで6250円(税別)。生産量が限定されるため贈答用の仕様。購入額によってJALマイレージに加算される。
 サラバイオの濱田会長は「当社は別府の温泉から抽出した有効微生物をもとに商品を開発、徹頭徹尾『健康』を全面に掲げています。JDXとの提携は心強い。まさに追い風。コロナを吹き飛ばす勢いで頑張っていきます。近い将来には、JALの力を借りて、別府へのパッケージツアーなどを組み、別府温泉の魅力を全国にアピールしていきたい」と意気込んでいる。
 さらに、健康キャンペーン第2弾は、温泉藻類と有効微生物群を加合した健康補助食品の分野で「スーパードリンク」と銘打った飲料水の開発に着手。同社研究開発所長の加世田国与士氏(情報工学博士、医学博士)らが中心となって人体の免疫機能回復に取り組み、近日公表予定。

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