別府ダウンヒルサイクリング

展望台に集合して自転車で楽しむ体験会を開催

 標高約500㍍の十文字展望台から自転車で別府を巡る「別府ダウンヒルサイクリング」が4月からスタート。5月29日午前10時から、体験会が行われ、記者を含め4人が参加した。
 標高1374㍍の鶴見岳山頂から約7000㍍で海岸線に到達する特徴を生かしたアクティビティプロジェクト「重力冒険別府(グラビティ・アドベンチャー・ベップ)」(相良孝之代表)が主催。通常は、展望台にそれぞれ集合してもらい、鉄輪、明礬といった山と上人ケ浜公園などの海沿いを走り、野上本館にゴールする。
 この日は体験会ということで、展望台からかまど地獄までのコース。自転車の扱い方などをの説明を受けて、出発。天候にも恵まれ、自転車で風を切る楽しさを体験。下り坂が続くため、ブレーキをかけながら一列に並んで安全に走行することを心掛けた。心地よい風と車で通りすぎるだけでは分からない、新たな発見もある。
 新型コロナウイルス感染症対策で、まだ臨時休業をしているところが多いが、6月1日を境に多くの観光施設などが営業を再開することになっていることから、コロナ禍の中でも、距離を保ちながら自転車で観光をしながら楽しめる新しいアクティビティとなりそう。
 レンタサイクルなので事前に予約が必要。参加費は、レンタサイクル、ヘルメット、旅行保険、入浴料、地図類など込みで1人3千円(税別)で、定員は1回につき6人。体験会(参加費千円)はこれからも随時行う予定で、ホームページで告知する。
 重力冒険別府では「別府の海と山を自転車で楽しめるコースです。自然を楽しむだけではなく、観光も取り入れている。自転車なら下ってくるので地獄めぐりも楽に楽しめるのではと思います。車とは違った楽しみ方を提案しています。市内の人もまずは体験会に参加してもらい、別府を楽しんでもらえればと思います」と話している。
 詳しくはホームページ(https://www.gravityadventure.net/)で。

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