亀川四の湯二区の白寿クラブ「輪」

地域福祉に役立てて、と今年も古切手を集めて寄付した

 別府市亀川四の湯町二区老人クラブ・白寿クラブ「輪」(野村幸雄会長、60人)は11日午前10時、古切手5113枚を別府市社会福祉協議会に寄託した。
 会員同士の絆を深めながら、明るく生き甲斐のある老後を目指し、日常のちょっとした心がけでできることをと平成25年度から古切手集めを始めた。インターネット社会になり、手紙を出す人も減ったが、ゴミとして捨てられる切手の有効利用を図ろうと取り組みを続けている。7年間で寄付で累計はは5万9084枚となった。
 贈呈式はあすなろ館で行われ、野村会長と藤本広子副会長、平松明子理事が出席。釜堀秀樹常務理事に手渡した。野村会長が「小さな取り組みですが、皆さんの協力で続けることができており、ありがたいです。これからも多くの人の協力を得ながら、活動を続けて生きたい。また、役員会で話し合い、今年からはペットボトルキャップも集めようということになりました。また頑張っていきたい」とあいさつ。
 釜堀常務理事は「1枚1枚に1人ひとりの気持ちがこもっていると思う。県を通じてしかるべき団体に送り、地域福祉に役立てていきたいと思います。なかなか切手が手に入りにくい時代で、貴重。ありがとうございました」とお礼を述べた。

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