どんど焼本舗とTTCが寄付

子どもたちに美味しく味わってほしいとお菓子を寄付

 別府市小倉の有限会社どんど焼本舗と同社の商品を杉乃井ホテルオリジナル土産として販売している株式会社TTC(本社=静岡県熱海市)は19日午前11時半、長野恭紘別府市長を訪れて公立・私立の20幼稚園に対してお菓子を寄贈した。
 新型コロナウイルス感染症の感染予防で子どもたちも影響を受けている中で、普段あまり食べることのない別府土産のお菓子を食べて元気になったもらいたいと寄付を決めた。
 贈呈式には、木之元雄耶どんど焼本舗企画室長と笠原駿TTC杉乃井パレス売店店長が出席。TTCは杉乃井で販売するお土産を企画し、どんど焼本舗に依頼して製造している。今回は、杉乃井で販売しているオリジナル商品やどんど焼本舗のオリジナル商品70ケースを寄贈した。
 木之元室長は「コロナの影響でお菓子も売れず、廃棄になるものもある。この状況の中、逆に普段なかなか食べることがない地元のお土産の美味しさを子どもたちに楽しんでもらいたい」とあいさつ。長野市長は「子どもたちのために、ありがとうございます。観光も厳しい状況が続いていますが、多くの人が頑張っている。地元で作られた美味しいものを食べて、改めて別府を好きになってもらうきっかけになればと思う」とお礼を述べた。

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