別府商工会議所の通常議員総会

議長を務める西謙二会頭

 別府商工会議所(西謙二会頭)は通常議員総会を23日午前11時、ホテルサンバリーアネックスで開催し、42人が出席、22人が委任状を提出した。
 西会頭が「3月予算総会をすべきところ、初めてのことであるが新型コロナウイルスの影響で延期となった。昨年は、皆さんの協力のおかげでラグビーワールドカップは大成功を収めた。別府市においてもニュージーランドをはじめとする主要チームが来別し、世界中に別府を情報発信できた。予期せぬことであるが、直後にコロナ禍が起こりマル経をはじめ多くの相談を受けている新規会員も増えた。中小零細事業所の支援という最大の使命を遂行した結果であると思っている。議員の皆さんにおかれましても、負担金をはじめ多くの貢献をいただいているが、これからが大変であるので、会議所使命を果たすために協力をお願いします」とあいさつ。
 会頭を議長に議事に入り、令和元年度補正予算、事業報告、収支決算、監査など44議案が承認された。
 昨年度の事業報告では、総括的概要として▽観光産業の街づくり=ラグビーワールドカップに向けて飲食店向けインバウンド対策セミナーや旅館・ホテルや交通、観光施設、飲食店の関係者向けの別府おもてなし説明会を実施など▽個店や商店街の支援強化=巡回などによる支援。プレミアム付商品券事業の実施など▽創立90周年記念事業=RWC日本大会100日前記念南こうせつコンサート、記念懇親会、記念誌刊行事業―などの5点とした。
 今年度の重点項目は①新型コロナウイルスへの対応=新型コロナウイルスの克服なしに経済活動の正常化はあり得ないことから、当面はその対応に注力し、行政当局や関係諸団体と密に連携し、諸事業を展開する②観光産業の街づくり③個店や商店街の支援強化④組織の活性化と外部有識者などの活用―の4点を挙げた。

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