コロナにも対応の避難所を開設

有症者のためのテントの設置も行われた公会堂の避難所

 別府市は6日午後1時54分、大雨警報が発令されたことを受けて、災害対策連絡室を設置。7日午前7時に対策本部の1つ前となる災害警戒本部(本部長・内田剛共創戦略室長)に移行した。
 その後、午後6時から、あすなろ館、市公会堂、サザンクロスの3カ所を避難所をして開設した。避難所はこれまでと違い、新型コロナウイルス感染症の予防対策も必要となっており、これまでも避難所を運営する職員を対象とした研修会を開くなどしてきた。今回、各避難所で初めて、新型コロナ対応の避難所を設置した。
 公会堂では、避難所運営担当の職員と防災危機管理課職員が会議室の広さなどを考慮して、段ボールの間仕切りの設置個数を判断。土足で使える会議室等にはブルーシートを敷き詰めて、土足厳禁の部屋に変えた。また、発熱などの症状がある人のために、テントを張って対応できるようにした。
 避難してくる人には、体調チェックと部屋を分けたりと対応した。コロナ対応の避難所を初めて開設するとあって、職員は慣れない作業に苦労しながらも、受け入れに向けて協力しながら作り上げた。

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