おおいた夏の事故ゼロ運動スタート

九州大学病院別府病院南東の交差点で通学する生徒らを見守った

 「令和2年おおいた夏の事故ゼロ運動」のスタートとなる13日午前7時30分、市内130の主要交差点に県交通安全協会別府支部(地域、職域)や別府地域交通安全活動推進委員ら約700人が参加し、子どもの通学や、大人の通勤を守る早朝一斉街頭啓発活動が行われた。
 荘園町の九州大学病院別府病院南東の交差点で、鶴見小学校、青山中学校、県立別府翔青高校、別府鶴見丘高校などの通学路。通勤のマイカーや通学の児童や生徒を乗せた車が多い場所。県交通安全協会別府支部鶴見地域分会(山西敏晴会長)の荘園分会員4人がそろいのハッピ姿で立ち、横断歩道を渡る生徒と車の間に「横断中」と書かれた黄色い旗を差し出して安全を確保した。
 分会員が「おはよう」とあいさつすると、生徒らも「おはようございます」と返事をしていた。
 斎藤哲荘園分会長は「道が狭く、歩道がない場所もあり、ドライバー、歩行者ともに気を付けないといけない。梅雨で新型コロナウイルスの影響でマスクの着用と大変な時期。事故を起こさない、遭わないようにしてほしい」と話している。
 今年に入って別府署管内の交通事故の犠牲者は4人で、前年同期と比べ3人増となっている。1月7日未明、上人南の市道で男子大学生2人が死亡。カーブを曲がり切れずに路外の自販機に衝突したとみられる。
 5月14日朝、浜脇1丁目の県道で発生。普通自動車が横断歩道上を横断していたシニアカーと衝突し、シニアカーに乗っていた男性が死亡。
 6月14日朝、枝郷の市道(丁字路)にある電柱に軽四自動車が衝突し、男性が死亡した。

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