指定管理者候補者の選定委員会

非公募の妥当性や公募の課題などについて諮問した

 別府市は、公の施設の指定管理候補者選定方法等検討委員会の委嘱式と第1回委員会を1日午後1時半から、市役所で開いた。
 指定管理者の選定方法を公正かつ適切に行なうため、外部委員3人、行政委員2人の5人で構成されている。令和3年度の更新に向けて、非公募施設7施設と公募5施設について検討を行う。
 川上隆・副市長が「別府市では、指定管理者制度を平成18年度から導入している。基本的に市民サービスの向上や行政コストの削減の中で、民間ノウハウを活用してどう運営するか。施設ごとに課題がある。今後の指定管理のあり法や新型コロナの状況の中での選定方法も含めて、ご意見をいただきたい」とあいさつ。
 委員長に福谷正信立命館アジア太平洋大学名誉教授、副委員長に生野裕一弁護士を選任。川上副市長から福谷委員長に諮問書が手渡された。候補者を非公募で選定することの妥当性及び提示する団体等の候補者としての妥当性、公募する施設において現状を踏まえた課題や注意すべき事項について意見を求める。
 委員会は非公開で行われた。
 非公募の施設は、市身体障害者福祉センター、市営住宅及び共同施設等、市内竈コミュニティーセンター・市内竈多目的広場、実相寺中央公園集会所、市南立石2区集会所、市国際交流会館、別府海浜砂湯。公募するのは、不老泉グループ(不老泉、海門寺温泉、田の湯温泉、永石温泉)、柴石温泉グループ(柴石温泉、浜田温泉、亀陽泉)、湯都ピア浜脇、鉄輪むし湯、堀田温泉。

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