全国少年警察ボランティア協会長表彰

少年補導栄誉銅章の伝達を受けた薬師寺哲雄さん

 南的ケ浜町の浄土真宗本願寺派善正寺前住職で大分刑務所教誨師、保護司の薬師寺哲雄さん(76)に全国少年警察ボランティア協会から少年補導栄誉銅章が贈られて15日午前9時15分、矢野哲幸別府警察署長が伝達した。
 薬師寺さんは昭和53年4月25日、別府警察署長より少年補導員に委嘱され、以後42年以上の永きにわたり、別府地区少年警察ボランティア協会の少年補導員として活動している。別府市中央地区内の定期的な街頭補導活動(月3回)、花火大会や祭典時の補導活動などを積極的に行い、別府市内の少年の非行防止と健全育成に関して多大な功績が認められた。
 式では、表彰状を伝達した矢野署長が「長年にわたり、少年補導員としての活動だけでなく、保護司や教誨師としての活動など多面的な社会貢献に感謝しています。引き続き、健康に留意して社会に貢献して下さい」とねぎらった。
 薬師寺さんは「まさかこのような大きな章をいただくとは思わなかった。恐縮している。多くの署員の前でいただけたことは、本当に申し訳ないと思っている。花火大会では、多くの人の中から少年を見つけるのは難しかった。今度も、少年の健全育成のためにも、今まで通りの地道な活動をしていく」と述べた。

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