別府竹細工夏休みワークショップ

「竹のペンダント」を作ったよ

 別府市竹細工伝統産業会館(姫野淳子館長)は8日、なつやすみこどもワークショップ「竹のアクセサリー作り」を同所で行い、児童10人、保護者ら計20人が参加した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクを着用し受付で連絡先を明記し、手指消毒、検温を行った。
 講師を務める市竹細工伝統産業会館職員のあいさつ後、作業工程などを説明した。
 児童は、ある程度まで編まれた球状の竹に、細い竹ひご9本を編み込んでいった。真剣に編む表情は、小さな職人のようだった。
 中には、編んでいる竹ひご(竹の茎を細かく割ってつくられた細い棒)の表と裏が逆になっていたり、折れたりする児童もいて、講師の職員が丁寧に指導していた。
 姉妹で参加した佐久間弥和さん(9)は「初めて竹細工をした。集中して編むところが楽しかった。途中、竹ひごが折れたから、自分では納得いかない。リベンジしたい」、美羽さん(7)は「私も初めて作った。思うように出来なかったけど、面白かった。竹のストラップは、自分の好きな色の水色をつけた」とそれぞれ話した。
 その後、職員の案内で館内の展示を見て回った。

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