長野市長が新体制認める

福島会長らが長野市長を表敬訪問した

 別府市観光協会の新会長、新副会長、新専務理事が11日午後4時30分、協会の名誉会長を務める長野恭紘別府市長を表敬訪問した。出席者は、会長の福島知克氏、副会長の宮崎省三、安東信幸、権藤和雄3氏を除く西田陽一、加納基晴、上月敬一郎、西寛之、伊藤慶典5氏、専務理事の安波照夫氏の計7人。
 福島会長が「去る8月6日の臨時理事会において、新しく役員が決まりましたので、あいさつにきました。別府観光のために、一生懸命する皆さんなので、市長も一緒になって別府観光のけん引をお願いします」と述べ、副会長5人が自己紹介をした。
 長野別府市長は「我々が常に気を付けないといけないのは、法律と定款に基づいてしっかりとした決議が行われたかどうか。観光協会の2人の監事に電話し、確認しました。私は、福島会長をはじめ、新しい役員が就任されたと認識しています」
 「今日も前会長、顧問、理事の皆さんが集まって記者会見をされたと伺いました。こういった状況は混乱をしていると、世間は見てしまうかもしれません。なるべく双方が心を一つにして別府観光のために、未来のために一つになっていただきたい。新しい体制が手順を踏んでスタートした以上、協会員や他の理事の心を一つにし、心を束ねて、同じ方向を向いて、行政と多くの別府市民とともに歩んでいける体制の構築をしてください。名誉会長として、皆さんと協力して観光協会が一つになったと認識して頂けるように努力したいと思います。福島会長のもと、素晴らしい別府観光が取り戻せるように願っています」と述べた。
 表敬訪問終了後、福島氏は「新会長として、具体的には行政と一緒にやっていきたいと思う。まだ最初の会議は開いていない。別府市がこんな状況なので、なんとか元の別府市に、そしてもっと良い別府市になるよう、皆さんと一緒にやっていきたい。我々は6日の臨時理事会で選任された。別府観光発展という目的のために邁進する所存」。
 今後どのように市観光協会をまとめるかとの質問に「別府観光の発展のために邁進する気持ちだけ」と答えた。

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