別府ポートフェスタ規模縮小して開催

17歳の平坂プロがデモストレーションで鮮やかな技を披露して沸かせた
ブラジル発祥の新感覚ビーチスポーツ「フレスコボール」を
日本代表の芝さん(右から2人目)が指導

 別府ポートフェスタ2020(別府国際観光港まちづくり協議会主催)が22日午前10時から、餅ケ浜海岸で開催された。毎年、多くのイベントを実施しているが、今年は、新型コロナウイルスの感染予防のため、イベントを縮小して密にならないようにして実施した。
 海岸では、ウェイクサーフィンの体験を実施。最初はボートに引っ張ってもらい、手を放すのだが、参加者は、ボードに乗るのが精一杯という様子だった。宮崎県在住の平坂光遵プロ(17)がデモストレーションを行った。ボートが作り出す波に乗り、ターンなど見事なテクニックを披露して盛り上げた。
 砂浜では、ブラジルのリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツ「フレスコボール」の体験会が行われた。日本代表の芝卓史さん(福岡県)が指導を行った。フレスコボールは、味方同士でボールを落とさずにラリーを楽しむスポーツ。ペアで、ラリー回数やテクニックを披露し、採点が行わる。試合時間は5分間で、選手間の距離は最低で7㍍(大会やシーンによって変わる)。卓球よりも大きめのラケットでボールを打ち返す、一見簡単に見えるが、やってみるとなかなか難しい。砂の上で行うので、体幹も必要となる。参加者はコツを教えてもらいながら、楽しんだ。
 また、旧オリアナ桟橋では、魚釣り教室を開催。炎天下だったが、釣りを楽しむ人の姿が多く見られた。

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