指定管理者候補者選定の委員会

市営温泉の指定管理者選定に向けて募集要項などについて話し合った

 別府市は、市営温泉の指定管理候補者を決める第1回委員会を3日午前10時、市役所で開いた。
 今回対象となるのは、不老泉グループ(不老泉、田の湯温泉、海門寺温泉、永石温泉)、鉄輪むし湯、柴石温泉グループ(柴石温泉、浜田温泉、亀陽泉)、堀田温泉、市営湯都ピア浜脇の5つ。指定管理期間はこれまで5年だったが、新型コロナウイルスの影響で収入に不確定な要素があることや入浴料の改定に伴う影響、市営温泉のあり方の見直しを進める中での指定管理となるため、今回は令和3年4月1日から同6年3月31日までの3年間とする。
 田北浩司観光戦略部長が「5グループ10施設の選定替えとなります。施設によって観光客を中心とした施設や市民の日常利用を主体とした施設など様々。コロナで入浴客数にも影響が出ており、先を見通すのは難しいが、キタンのないご意見をいただきたい」とあいさつ。
 委員は5人で構成。委員長を宮野幸岳県立芸術文化短期大学准教授、副委員長に倉原浩志別府商工会議所専務理事を選任した。
 温泉課から、平成30年度の各施設の有料利用客数や施設概要、募集要項案などについて説明をした。新型コロナの影響もあり、提案では衛生管理に重点を置きたい考えも示した。
 今後は、事業者募集や選定の具体的な日程を決める。

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