青山中学校1年生が絵巻物作成へ

バース市のことや絵巻物プロジェクトについて説明をした

 別府市と姉妹都市の英国バース市は、平成28年度からお互いにテーマを決めて作ったイラストを絵巻物にして送り合う「絵巻物プロジェクト」を行ってきた。新型コロナウイルス感染症の影響で集まって作業をすることが難しい。今年9月にバース市から「コロナに負けるな!」という思いの込った「絵巻物」が届き、お披露目された。これを受けて、別府市からも返礼の絵巻物を作ることになった。
 プロジェクトを行っているバース・別府友好協会(会長・ポール・クロッスリー議員、40人)からは協会員に声をかけ、日本で疫病退散の妖怪として知られる「アマビエ」をテーマに絵巻ものを作成しこのほど届いた。
 別府市からは、市立青山中学校で1年生120人が作ることになり6日午後1時15分、同校で説明会を行った。文化国際課から姉妹都市について、バース・別府友好協会の上野美千代さん(別府市出身)とレザー・エドワードさんが絵巻物やバース市について説明をした。
 生徒を代表して黒川由菜さん(13)が「別府と同じで温泉があると聞き、とても魅力的でもっとバース市のことを知りたいと思いました。全員で協力して、素晴らしい絵巻物を作れるように頑張ります」と話した。

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