女性になりすまし誘客

 別府警察署、大分中央警察署、大分県警本部保安課は別府市の男6人、大分市の男3人を売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕した。
 逮捕されたのは▽別府市浜脇1丁目の職業不詳、古賀大造容疑者(51)▽大分市花高松3丁目の職業不詳、佐野誠容疑者(43)▽別府市田の湯町の無職、伊南築容疑者(28)▽別府市大字南立石の無職、髙畠卓也容疑者(33)▽大分市萩原2丁目の無職、亀井駿介容疑者(29)▽別府市石垣西5丁目の無職、栁沼春助容疑者(36)▽別府市大字別府の無職、田嶋一貴容疑者(40)▽別府市大字別府の無職、賤川亮容疑者(26)▽大分市下郡南4丁目の無職、甲斐憲一容疑者(53)。
 調べによると、9人は共謀し今年9月15日、大分市内のホテルで出会い系サイトを利用して誘引した大分市在住で10歳代の男性客を女性に引き合わせた疑い。
 男性は1万数千円を支払っていた。
 役割分担は捜査中だが、9人は出会い系サイトで女性になりすまして金銭条件などを交渉。その後、女性に売春させており、その上前をはねていた。
 県警は入手した情報を元に捜査を進めて、今回の逮捕となった。
 県警は100人態勢で10月12日、各容疑者の自宅などの家宅捜索をしている。
 別府署によると、金銭の流れ、余罪については捜査している。

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