別府溝部学園高校の第13回文化祭

磯野小百合実行委員長(中央)の発声で文化祭がスタート
ステージ発表をした1年5組の「食べ物の冒険」

 別府溝部学園高校(佐藤清信校長、697人)は第13回文化祭を30日午前8時45分から、同校体育館で開催した。今年は新型コロナウイルス感染症対策として、3密を避けるため、ステージ発表のある学年は体育館、それ以外の学年は多目的ホール、試食室に分かれて、ステージ発表を見た。また、保護者はユーチューブでのライブ配信で参観した。
 今年のテーマは、「プロミネンス」。太陽から出る熱い炎のように己の心を燃やして、体育大会・文化祭を盛り上げていこうという意味が込められている。コロナ禍で沈んでいる状況だからこそ、生徒一人ひとりが情熱を燃やし、学校全体で盛り上げていけるような行事にするために、「プロミネンス」にしたという。
 開会式で、佐藤校長が「今年の文化祭は、コロナの影響でいろいろな制約があります。制約の中で、みんなの思い出に残る文化祭に一人ひとりがしてくれればと思います。特に3年生は、これが最後です。最高の文化祭になることを祈っています」とあいさつ。
 続いて、オープニングセレモニーとしてステージの幕が上がると、文化祭実行委員会9人が背を向けて右拳を天につき上げたポーズで登場。その後、磯野小百合実行委員長の発声で、文化祭がスタートした。
 ステージ発表は、例年、各学年各クラスがダンスなどを披露するが、新型コロナウイルス感染予防の観点から多くのクラスが事前に撮影し編集した動画を流した。ステージ発表するクラスもあり、体育館内は声援と笑いに包まれていた。また、午前中の部の最後に書道部の書道パフォーマンスも行われた。
 昼休みにはPTAによるバザー(模擬店)が、生徒の胃袋を満たしていた。
 午後からは、ライフデザインコース2、3年生によるファッションショー「カンパニュラ」、吹奏楽部の「MIZOBE BLASS 2020」で、盛り上がった。

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