学生参加型編集ワークショップ

3つのグループに分かれて調査したことを発表し意見を出し合った

 別府市と株式会社BEAMS(ビームス)は、学生参加型編集ワークショップを23日午後3時から、別府大学で開催した。キックオフイベントに続いて2回目。
 市内学生と編集者が共にチームを作ってワークショップなどを通じて現在の別府市を見つめ、将来の別府を考えてタブロイド紙を作り上げる。書籍や広告などの編集ディレクションを中心に活動する川田洋平氏、大阪芸術大学非常勤講師も務めるTISSUE Inc共同設立者の桜井祐氏、NPO法人bootopia代表理事の瀬下翔太氏の3人をゲスト編集者に迎え、それぞれがテーマを決めて取り組みをしている。
 桜井さんは「越境するパブリックの可能性~公衆浴場と『公共』の10年後」、川田さんは「越境するナラティブの可能性~ローカルストアがもつ機能はいかに拡張しうるか」、瀬下さんは「越境するエデュケーションの可能性~大学街と学びの未来」をテーマにした。
 事前にそれぞれ調査をしたりレポートを書いて提出。グループごとに出されたレポートに対して意見交換をした。学生目線でピックアップした、そこに住んでいるからこそ知る店などを紹介。川田さんは「ネットで検索しても出てこない、そんな情報が大切」と話した。
 今後もグループごとにオンラインなどで話し合いを続けていく。

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