おみやげと別府温泉

段上教授が、「みやげと温泉」をテーマに講演した

 別府市教育委員会は、令和2年度湯けむり歴史講座の2回目を11日午後2時から、市公会堂で行った。段上達雄別府大学文学部教授が「みやげと温泉」をテーマに講話した。
 日本人は旅行に行くと、家族や職場の人へお土産にその土地の名産を購入し、特にお菓子を買うケースが多い。他の国の人のお土産は実用的なものが多く、土産用のお菓子がない国も多いという。「家族や職場にお菓子を買って帰るのは、世界中で日本人だけ。それは何故か。江戸時代、庶民にとって伊勢参りの旅費は相当な負担で、みんなでお金を出し合って代表が代参する『お伊勢講』があり、現在でも存在している地域がある。餞別が旅費の多くを占めていた。お土産として、お札や新品種の農作物の種、織物などかさばらないものを買って帰った。餞別には、お土産代も含まれている」と説明した。
 また、別府温泉のお土産としては、竹細工、籃胎漆器、つげ細工、湯の花、ざぼん漬けなどがあることを紹介した。
 第3回は12月2日午後2時から、公会堂で中山昭則別府大学教授が「温泉観光地のできかた~交通アクセス視点から~」と題して講話する。参加無料。

コメントを残す