ガストロノミーウォーキング開催

別府駅周辺を歩きながら、食や文化を楽しんだ

 「withコロナ期に対応する新たな旅の形『ガストロノミー・ジャーニー・インおんせん県おおいた』」の街歩き体験型のONSEN・ガストロノミーウォーキングが10日午前9時、別府市で開催された。主催は、ANA大分支店、ANAセールス株式会社、一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構、別府市、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKで構成する実行委員会。
 観光庁の公募事業「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成における実施事業」に採択されている。大分市と別府市で開催。ガストロノミーは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、食文化に触れることを目的としている。ウォーキングの他、マイクロツーリズムとしても楽しめるコンテンツとして、地元ならではの料理や昔ながらのディープな温泉街のお店などを組み込んだ「ONSEN・ガストロノミーホッピング」を7日から11日まで行った。
 ウォーキングは、JR別府駅前の油屋熊八像の前からスタート。密にならないように、数人ずつに分かれてグループごとに実施した。まずは油屋熊八翁が別府観光にとってどのような役割を担ったかを聞いて、駅前通りにある「まやかしや」で大分名物のりゅうきゅうを味わった。べっぷ駅市場南高架商店街に入り、野田商店や天野おかず店、おかすやエールを巡り、人気のおかずを楽しんだ。また、荒巻商店、あじわい工房杏、亀家なども回り、12カ所で名物を味わった。さらに、永井製竹では、職人技を見学するなど、食だけではなく、別府の文化を体験。のんびりと歩きながら、駅周辺の別府界隈を堪能した。

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