別府翔青高校GC科の国際理解教室

外国人留学生と交流を深めるGC科生徒ら

 大分県立別府翔青高校グローバルコミュニケーション(GC)科は「国際理解教室」を18日午前10時15分、同校会議室で行い、GC科1年28人、令和2年度別府市国際理解教室事業が派遣する別府市在住の外国人留学生9人が参加した。
 外国人留学生9人は、スリランカ、アメリカ、モンゴル、中国、ウクライナ、ベトナム、バングラデシュの7カ国。
 GC科は、異文化理解を深め、世界各地の課題解決についての方策を追求する意識を高めることを学習目標の一つとしている。今回は、外国人留学生の母国に関する情報や課題を知り、社会問題や文化比較を行うことが可能。そして、留学生と交流することで、異文化理解を深めるだけでなく、英語コミュニケーションスキルとプレゼンテーションスキルの向上も目指している。
 国際理解教室が始まり、生徒と留学生は3つのテーマ(教育、衣食住、政治・選挙)別に3グループに分かれた。
 グループごとに全員が自己紹介し、生徒からテーマ別にプレゼンテーションを行った。
 休憩時、生徒らは留学生とフリートークし、交流を深めた。特に、女子留学生の周りには生徒が集まり、恋バナに花を咲かせていた。
 続いて、留学生が母国のことをプレゼンテーションした。
 質疑応答後、意見交換を行った。
 安部叶望さん(15)は「外国人と話すという貴重な体験をし、楽しい時間でした。英語の勉強にもなり、今の自分の実力が分かりました。この経験を糧に、さらにステップアップします」と話した。

コメントを残す