過去最多の33人が新規感染

 大分県と大分市は21日、717件のPCR検査等を行い、大分、別府、豊後大野、杵築、日田、国東、中津、日出の7市1町の10歳未満から80歳以上の男女33人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の新規感染者としては、最多となった。県内の感染者は計988人となった。
 別府市は6人。80歳以上の無職男性2人、70代無職男性、80歳以上無職女性、50代女性医療スタッフは医療機関での感染。10代男子生徒は、家族の感染が確認されている。
 大分市は8人。10代女子生徒と20代女性医療スタッフは医療機関で。40代女性公務員と20代女性パート従業員は先に家族の感染が分かっている。40代男性会社員は、県外での接触があった。一方で、20代女性会社員、40代女性会社員、50代男性会社員は、感染経路は分かっていない。
 中津市は10人。40代自営業の男性、40代無職女性、20代無職女性、20代男性会社員、70代自営業の男性、60代自営業の女性、40代男性会社員、40代パート従業員、10代女子学生、10代女子生徒で、いずれも先に感染した家族からの感染とみられる。
 日田市は3人。50代女性パート従業員は、18日から症状が出ているが、感染経路は不明。50代男性会社員は、すでに家族が感染していることが分かっている。20代男性教職員は、県外の人との接触があった。
 杵築市は2人。80歳以上の無職女性と50代無職女性で、いずれも医療機関で感染したとみられている。国東市も2人で、70代無職男性は医療機関で、80歳以上の無職男性は先に家族が感染している。
 日出町は50代医療スタッフで、医療機関で感染。豊後大野市も1人で、10歳未満の男児で、感染経路は不明となっている。県では、別府市の医療機関や中津市の親族間で集団感染(クラスター)が発生したとみている。

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