優秀賞5点を県法人会へ

桧垣正喜さんや別府法人会女性部会員らが選考した

 別府法人会女性部会(安部直美部会長)は令和2年度「税に関する絵はがきコンクール」選考会を1月27日午前10時、別府商工会議所3階大会議室で開催した。優秀賞5点、奨励賞10点を決定した。
 別府法人会の菅健一会長、女性部会員、尾林大生青年部会長、二村健之別府税務署長、多田隈めぐみ別府税務署総括、国画会準会員の桧垣正喜さんら11人が選考した。
 租税教育活動の一環として、国の将来を担う子どもたちに税を正しく認識してもらうため、図工学習にも役立つ絵はがきコンクールを実施し、優秀な作品を表彰することが目的。
 別府税務署管内(別府市、杵築市、国東市)の小学校から応募があった179点から優秀賞5点、奨励賞となる別府税務署長賞1点、別府法人会長賞3点、別府法人会女性部会長賞3点、別府法人会青年部会長賞3点を選出した。
 なお、優秀賞5点については、大分県法人会連合会に送られる。また、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「租税教室」を行えず、租税教室を行った小学校から応募を募るため、応募点数が減少した。しかし、国東市立旭日小学校、杵築市立杵築小学校から初めての応募があった。
 最後に、桧垣さんは「非常に丁寧な作品がほとんどだったと感じた。子どもたちが税金に対する理解しているとも感じた。そしてはがきの中に表現しようとする思いが伝わってきた。優秀賞の5点は、絵画的なものを選びました」。
 安部部会長は「コロナ禍の中、選考会を開催できるか心配していましたが、皆さんのおかげで出来ました。税務教育の必要性が感じられた一年で、青年部が行っている租税教室は、とても誇れるもの。その理解したものを絵はがきコンクールとして開催していることも誇りに思います」とそれぞれ話した。