ミス別府の納戸さんが一日消防長

長野市長から委嘱状を受け取るミス別府の納戸ひかるさん

 令和3年春季全国火災予防運動の一環で2日午前9時、ミス別府の納戸ひかるさん(20)が一日消防長に委嘱され、消防署員の通常点検を行った。
 委嘱式は、別府市役所市長応接室で行われ、長野恭紘別府市長が納戸さんに委嘱状を手渡し、「一日消防長」のたすきをかけた。
 長野市長は「別府は乾燥した気象状況とともに『鶴見颪(つるみおろし)』という独特の西風が吹きます。この時期は非常に火災が起きやすい状況にあります。一人でも多くの市民に火災予防の知識や啓発を行って下さい」と語った。
 一日消防長の納戸さんは「火元のそばを離れるときは、元栓を閉めたか、火はついていないかを確実に確認しています。火事の原因を無くすことが大切。市民の皆さんも、家を出る際は確認をして、火事が減るように心がけて下さい」と「訓示」。
 長野市長と納戸一日消防長は、市消防本部に移動し、消防署員の通常点検を行った。
 なお、大分銀行南支店北側歩道で行う予定だった海の星幼稚園の火災予防街頭啓発活動および激励は荒天のため中止となった。