5種類のサクラの木を記念植樹

幼稚園と小学校の最後の思い出に
サクラを植える児童(上)と園児

 ラクテンチ(西貴之代表取締役)は3日、明星幼稚園と小学校(森日出夫園長・校長)を卒業する園児・児童を招いて、桜記念植樹を行った。
 3月に卒園、卒業を迎える子どもたちは、新型コロナウイルスの影響で様々な行事がなくなったり縮小された1年だったことから、最後に楽しい思い出をつくってほしいと企画した。
 午前9時、明星小学校6年生44人、午前10時から幼児園の年長54人が参加。西社長が「新型コロナで寂しい思いをしたことを忘れるぐらい、楽しい思い出をつくってほしい。また、未来への思い出を作ってほしい。大きくなってもこのサクラを見に来て欲しい」とあいさつ。
 園内の斜面に3㍍程のサクラの木を植えた。子どもたちは足元に注意をしながら、先に肥料を入れてから友達と力を合わせて、苗木に土をかぶせていった。今回植えたのは、陽光桜、河津桜、寒緋桜、シダレ桜、ボタン桜の5種類を小学生は22本、幼稚園児は18本を植えた。
 此本栞苑さん(12)は「(初めての植樹で)難しかったけど、卒業前の思い出として残った」。繁松桜之介さん(6)は「土をかけるのが、楽しかった。(大きなスコップも)軽かった」とそれぞれ笑顔で話した。