卒業する6年生丹精込めて

24日の卒業式で渡す
フラワーアレンジメントをする児童ら

 別府市立亀川小学校6年生77人は23日午前10時30分、同校体育館で卒業式で保護者に渡すフラワーアレンジメント講習を行った。今年で5回目。
 講師は、「現代の名工」の恒松恵典さん。
 はじめに、6年生を代表して髙木海音さん(12)が「明日の卒業式のためにフラワーアレンジメントを作ります。恒松さん、指導をよろしくお願いします」とあいさつ。
 恒松さんが今回のテーマ「感謝の気持ち」の説明をし、フラワーアレンジメントを開始。
 はじめに土台にカボクの葉を差し、その状態で恒松さんが見て回り、時おり指導した。その後、渡したときの保護者の喜ぶ姿を思い浮かべながら、花材のガーベラ、菜の花、アルストロメリア、キンカンなどを差していった。
 伊南愛月さん(12)は「お父さんとお母さんに渡します。喜んでくれると思います」と花材に負けないぐらいの笑顔を咲かせた。