別府市子連の60周年記念事業

来賓、荘園古戦場太鼓のメンバー含めて約60人が出席した
小学1~6年生、中学生が園内6カ所に分かれてサクラを植樹した

 別府市子ども会育成会連合会(池辺栄治会長)は設立60周年記念式典を27日、別府ラクテンチガーデンひろば開催し、来賓、子ども会員、関係者ら約50人が出席した。
 式典に先立ち、ジュニアリーダーによるミニゲームが午前10時30分から、荘園古戦場太鼓の太鼓演舞が正午から行われた。
 記念式典は、ジュニアリーダーの小野楓音さんの司会で始まり、池辺会長が「昭和35年4月に設立された別府市子連が、今年で60周年を迎えます。諸先輩方のご苦労があり、私も会長になって12年が経ちます。まだまだ会員の増員などをしないといけないと思っています。3月5日の今日新聞で、ある小学校が卒業記念で植樹したことを見て、別府市子連でも出来るのではと考え、提案しました。サクラの植樹ですが、6本を植えます。子どもたちや育成者の皆さん、30年後、子どもが立派なお父さんやお母さんになったら、ラクテンチに来て自分が植えたサクラを見に来て下さい。良い思い出にして下さい。サクラもきれいに咲いていますので、楽しんで下さい」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長が「60年の歩みは、苦労の連続であったと同時に喜びの連続だったと思います。池辺会長をはじめ歴代の会長、お世話をいただいているすべての皆さんに、心からの御礼を申し上げます」。
 松川章三別府市議会議長は「別府市の未来を担う子どもたちの健全育成のため、日々献身的な活動に尽力していただいていることに感謝申し上げます。子どもも大人も地域社会との関わりの中で、人間として豊かになっていくものです。その意味でも、子ども会は非常に大切な役割を果たしています」とそれぞれ祝辞を述べた。
 続いて、来賓の長野市長、松川議長、寺岡悌二別府市教育長、矢野義和市教委社会教育課長、平松徹夫市子連前会長、西貴之別府ラクテンチ代表取締役社長が紹介された。また、西社長があいさつした。
 市子連創立60周年を記念して子ども会代表の清水悠里愛さん=馬場町子ども会=が「60周年というと、おじいちゃんやおばあちゃんが子どものときには、存在していたんだなと思いました。私が所属している子ども会は、とても長い歴史があるんだなと感じました。別府ラクテンチは90周年です。子ども会もラクテンチも、多くの子どもたちに楽しい思い出を作ってきてくれたと思います。子ども会が長く続くといいなと思います」と述べた。
 式典終了後、来賓、会員、荘園古戦場太鼓のメンバーらが園内6カ所に分かれて、サクラを植樹した。
 植樹終了後は、ガーデンひろばに戻り、配布された弁当をそれぞれ食べた。
 その後、スタンプラリーを午後1時30分から行い、別府ラクテンチを楽しんだ。