龍馬旗争奪西日本小学生野球の予選

コールドゲームで強さをみせた南立石ファイターズが初優勝で龍馬旗初代表に

 第16回別府市学童軟式野球錬成大会兼第11回龍馬旗争奪西日本小学生野球大会別府支部予選(別府市軟式野球連盟主催)が8、9、15、16、23日に市営野口原ソフトボールB球場及び軟式A球場で開催された。
 市内の14チームが出場し、トーナメント方式で試合を行った。決勝戦は、南立石ファイターズと吉弘野球スポーツ少年団の対戦となった。南立石は1回裏、死球で出塁したランナーが3塁まで進むと、2番の安田選手のスクイズで1点を先制した。しかし、吉弘が2回表に内野ゴロの間に1点を返すと、1番の古庄選手の2塁打で逆転。この回3点を入れた。
 南立石も負けずに3回裏に内野安打とエラーで出塁すると、さらに内野ゴロで生還して2点を入れて同点に追いつくと、4回裏にも内野のエラーからチャンスをつかみ、8番の繁野選手がスクイズを決めて逆転に成功。勢いがついた南立石は5回裏にも連続四球で満塁とすると、5番の塩手選手の2塁打などで一挙に6点を入れ、10―3で5回コールド勝ちを決め、初優勝を飾った。
 南立石は7月31日から8月4日まで、高知県の県営春野球場などで開催される、第11回龍馬旗争奪西日本小学生野球大会に大分県代表として初出場する。同大会に別府支部から県代表が出場するのは5年ぶり。優勝した南立石のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【南立石ファイターズ】▽代表・コーチ=郷司慎也▽監督=黒仁田享▽コーチ=安田高士▽選手=郷司遥哉(主将)、黒仁田翔和、福田蒼輔、川崎佳人、繁野仁志、安田隼都、三浦伯、塩手琉太、佐々木遥翔、工藤虎我、甲斐崎聖、片山煌稀、上田健志朗、廣瀬誠、秦野諭吉、工藤真那珠