ラグビー日本代表の別府合宿

ポジションごとに激しい練習を行っている日本代表

 26日から別府合宿を行っているラグビー男子日本代表は30日午前10時、練習を報道陣に公開した。
 トップリーグ決勝を戦ったパナソニックとサントリーの選手も合流し、参加予定の36人全員が揃っての練習が始まった。晴天に恵まれ、選手たちはポジションごとにスクラムや連携の練習をみっちり行った。お互いに声をかけ合って、1つ1つの連携を確認していった。
 この日から練習に参加した稲垣啓太選手はオンライン取材に「自分のやるべきことをしっかりやる。それぞれに役割が与えられていると思う。それが理解できていないとスタートラインにも立てないし、試合にも出られない。世界1のスクラムを目指して練習をしている。相手にしっかりとプレッシャーをかけることが出来ないとゲームコントロールできない」と熱っぽく語った。
 29日に行ったオンラインインタビューでは日本文理大学附属高校出身の具智元選手が地元大分県での合宿について「戻ってきても友達に会いに行けないのは寂しい気持ちはある。スクラムを組んでしっかりとボールを出して、チームに貢献して勝利につなげられるようなプレーをしたい」と話した。
 合宿は6月8日までで、一般には非公開。